胃カメラ・大腸カメラは電話とWebで予約できます
胃内視鏡検査の予約は、わざわざご来院していただかなくても電話でも可能です。
あとは、予約をした検査当日に来院していただくだけです。
お電話は、診療時間内にお願いいたします。
土曜日も、午前中だけですが検査可能です。
詳しくはこちら。
(大腸内視鏡検査は、検査前受診をしていただく必要があります。)
下部内視鏡(大腸カメラ)について
当院の下部消化管内視鏡(大腸カメラ)の特徴

【大腸内視鏡検査】は盲腸〜直腸まで、大腸を全長にわたり観察する検査で、大腸の病気の診断と治療に必要な検査です。
過去に受けた検査がとても苦痛であったため、それがトラウマとなって検査を受けること自体に不安を持たれている方は少なくありません。 当クリニックでは鎮静剤(=静脈麻酔)を使用し楽に検査を受けられるように工夫しています。決して【つらくて、苦しい検査】ではありません。安心して検査をお受けください。
大腸検査の際には…
- 心電図検査(75歳以上、心血管系の疾患があり必要であると思われた方)
- 腹部レントゲン検査(症状により必要と思われた方のみ撮影します)
の検査が必要になる場合があります。
検査曜日:金曜以外の12:30〜となります。
検査時間:ご来院から帰宅していただく時間の目安ですが、検査だけの時間は、約10〜20分(残便量、処置の有無により検査時間が左右されます。)ですが、検査の準備(着替え、点滴など)、検査後の鎮静剤の効果が取れるまでの安静時間も含めると、約1時間〜1時間30分とお考え下さい。
前処置、控え室について
- 当クリニックでは、原則的には自宅で下剤を内服していただきます。
- ご希望の方には、ご来院いただいてから下剤を内服していただきます。その場合、検査を受られる方専用のお部屋(個室)を用意しております。
- 検査の方専用のトイレをお1人に1つずつ用意させていただきます。
下部内視鏡(大腸カメラ)の流れ

検査の予約
緊急の場合を除き、検査はすべて予約制になっています。電話あるいは受付でご予約ください。(後は、以下のことを守り、検査の日時にご来院いただくだけでけっこうです。)

外来受診
検査日予定日の一週間以上前に外来受診をしていただき、前処置薬(下剤)をお渡しし、検査の説明をさせていただきます。必要な以下の検査を行います。
検診結果などがある場合は、ご持参ください。
70歳以上の方、心血管系の疾患がある方には心電図検査を受けていただくことがあります。
この診察時に、検査日のご来院時間をお教えいたします。

検査前日の食事について
検査の前日は、海草類、キノコ類、こんにゃく、細かい種のある果物(キウイ・イチゴ)、白菜・ほうれん草などの葉物類などは避けてください。

検査前日(就寝時)
処方されていた下剤(プルゼニド)2錠をコップ2杯程度のお水で内服してください。

検査当日
朝7:00頃:胃の動きを良くする薬(プリンペラン)を内服。
朝8:00頃から:腸管洗浄用の下剤(マグコロールP)を飲み始めてください。
腸管洗浄液内服後、早い方で1時間ほど、ほとんどの方は2時間後から排便が始まります。当クリニックに向かわれるころには、排便状況は落ち着いていると思います。
約3時間経過してもまったく排便を認めない場合には、ご連絡下さい。
下剤の溶かす方法、内服の方法は検査前受診の時詳しく説明させていただきます。
来院後〜検査まで
受付で大腸内視鏡検査を受けに来たことを伝えてください。控え室までスタッフがご案内いたします。その時、最終の便の状態をお聞きします。場合によっては、浣腸を施行させていただきます。
控え室で、検査着に着替えていただきます。着替えが済んだら、検査室に移動していただきます。
検査室で点滴をはじめます。その後、鎮静剤により軽く寝ていただきます。
検査開始

検査終了後
検査終了後、控え室で1時間ほど休んでいただきます。しっかり目覚めてから、医師より検査の結果をご説明します。
粘膜の一部を病理検査に提出した患者様には、1週間後にご来院いただき、結果報告します。
検査の費用
- 肛門からカメラを挿入し、盲腸まで大腸を観察します。胃カメラと同じく必要があれば色素(青く染める)を散布したり、細胞を採取し病理に提出(顕微鏡検査)を行います。
- 下記費用は、3割負担の方の目安です。2割負担の方は下記の3分の2、1割負担の方は3分の1になります。
- 7,000〜15,000円ほどご用意ください。ただし、内視鏡的ポリープ切除を行った場合は22,000〜33,000円ほど必要になります。
検査内容 | 3割負担 |
---|---|
検査のみ | 約5,000〜6,000円(初診料含) |
生検した場合 | 約9,000〜15,000(初診料含) |
ポリープ切除をした場合 | 約20,000〜30,000円(初診料含) |
- 内視鏡検査費用は、色素散布などにより多少の幅があります。
- 組織検査費用は、調べる場所、個数により費用が変わります。
よくある質問
下部消化管内視鏡(大腸カメラ)で苦しく、辛い検査と聞きましたが…。
当クリニックでは、点滴をしながら鎮静剤を用いた検査をしています。眠っている間に検査は終わってしまうので疼痛、不快感はありません。
下部内視鏡(大腸カメラ)検査をするとどんな時うければよいですか?
便に血液が付着する、便器が血液で赤くなる、便が細くなってきた、残便感がでてきた、便秘や下痢におちいりやすい、おなかがよくはる、健診で便潜血陽性といわれたなどの症状がある方は一度、ご相談ください。
このような検査は、【安心感を得るために受ける】という気持ちが大事です。
下部内視鏡(大腸カメラ)検査をするとどんな病気がわかりますか?
大腸癌、大腸ポリープ、炎症性腸疾患、痔疾患などが解ります。
下部内視鏡(大腸カメラ)検査をうけて病変が見つかった場合、その時に治療もできるのですか?
ポリープ等はその場で切除しますが、入院が必要となるようなサイズ、病変のものはしかるべき施設をご紹介いたします。
下部内視鏡(大腸カメラ)検査にはどれくらい時間がかかりますか?
一番奥の盲腸までの挿入平均時間は5〜8分ですが、内視鏡を抜きながら観察するので検査時間には20分ほどかかります。ただし検査終了後、鎮静剤の効果がとれてしっかり歩行できるまでに1時間ほど要することがあるので、ご来院からご帰宅までを考えると1〜1時間30分程度とお考えください。
下部内視鏡検査を受けるにはどうしたらよいですか?
まず、お電話あるいは受付で検査日の予約をしてください。その後、検査日の一週間以上前に外来診察をうけてください。内視鏡検査には血液検査が必要です。